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■2日目(10月24日)
 
4時20分
起床。普段寝起きの悪い私ですが、こんなときの寝起きはよかったです。
手早く身支度をし少し早めに集合場所のロビーに行きました。集合時間には全員集まりレンタカー2台に別れて出発!
っと、その前に「暖かいコーヒー飲みたいね」と恒例のコーヒージャンケンがはじまりました。今回は11人なので缶コーヒーと言えども負けるとかなりの出費です。人数が多いので2組に別れてジャンケンをして・・・
最後の2人のうち1人は私でした・・・「絶対に負けられない!」と気合を入れてジャンケンし見事勝利したのでした。いや〜、今日はいい1日になりそう。。。(^^;)

渡辺さん、ごちそうさまでした

途中コンビニで昼食を買い、コーヒーをおごってもらって、いよいよ釧路湿原へ。
車窓から見る景色は、以前見たことのあるような・・・数年前レンタカーで道東を旅行したことがあり、その時に見た景色によく似ていました。
国道をひた走り、左に曲がったところで「あっ!」と思い出しました。ここに来たことがあると。
似ているではなくて以前来たときと同じ道を走っていました。その当時は普通の観光客だったわけで、湿原に流れる釧路川を見て感動はしても「あそこに魚がいるかも。。。」なんてポイントを探したりはしませんでしたが、今回は「あそにこいそう」「ここもいいねぇ〜」なんて同じ景色を見ながらまったく違うことを考えていました。国道からしばらく入ったところで車は止まりました。

6時ころ
皆がウェイダーに着替えセッティングをしていると、川の方にだっちーさんが歩いて行くのが見えました。まあ着替えるときはいろいろありますからね。(^^;)藪に用事があるんだろう…くらいに思い特に気にも留めず準備していました。するとしばらくして「釣れた〜っ!」の声! 準備していた全員が声のする方を見ると、何とだっちーさんがアメマスを持っているではないですか。。。一同唖然呆然。
そして「え゛〜っ、1人で抜け駆けするなんてズルイ!」と、そのあと全員から非難の言葉を浴びるだっちーさんなのでした。

歩きやすかったです
全員の準備ができたところで釣り上がり・下がりの2チームに別れ、いよいよ待ちに待ったアメマス釣行の開始です。私は皆川さんと同じチームで川を釣り上がることになりました。
川の脇には、けもの道があり下草もこの時期には枯れていて非常に歩きやすかったです。ここでは川に入ることはなく岸からの釣りだったので、魚が掛かったときに抜き上げができるロッド・ラインセットが必要でした。(もちろん準備できてます)

川づたいにストラクチャーを見つけては、1人また1人とポイントに入りしばらく投げて、気配がないとまた歩いて人が入っていない一番前に入る...こんな釣り方で川を上がって行きました。
今回はnewロッドだったので、はじめは様子を見ながらロッドを振っていましたが、普段使っているロッドとほとんど同じ感じで投げられたので、徐々に遠くへ厳しいところへとキャストできるようになってきました。

釣り始めしばらくは誰にもアタリがなかったんですが、釣り人が掛けたと思われるちょっとたよりない橋を渡り、少し行ったあたりからポツポツと周りが釣れ始めました。

先に進む際、皆川さんに声を掛けてもらい「あの辺りのカーブになって流れがゆるくなっているあたり狙って」と言われそのポイントに入りキャストしました。隣ででんぼさんが釣っているのが見えました。ストラクチャー周りの厳しいところを狙っています。

すると思ったようにヒットさせアメマスを釣りました。うれしそうなでんぼさん。。。しかし足場が高くて抜き上げに手間取っている間にアメマスが暴れフックがはずれてしまいました。(;_;)

田村さんゲット!

でも魚の姿が見えたことで全員のテンションが更に上がりました。人が入っていないところを探し先を急いでいたら暑くなって、たまらずフリースを脱ぎスプラッシュバッグに突っ込みました。「は〜っ涼しくて気持ちいい。」

8時20分
快適になったところで再びロッドを振ります。対岸のストラクチャー周りにテリージャークを入れラインを送り込みながらしばらく流し、ゆっくりトゥイッチしました。ラインの先が川の中央近くまで来て「魚追ってこなかったかな?」なんて思っていたときにアタリがありました。

自分で言うのもなんですがいい反応をしました。(^^)\ バッチリ合わせて足場もそれほど高くなかったので慌てることなく抜き上げ、初アメマスをゲットしました。
ちょっと細身でしたが白い斑点がキレイでヒレピンピンでした。ここで写真を撮ろうとカメラを出したんですが、なぜか手が振るえていました。ちょっと心臓もイタイ・・・(^^;)

本人はそれまで気が付いていなかったんですが、釣行予定が1日短くなったことや、周りの人が釣れているのになかなか釣れなかったこともあって結構プレッシャーを感じ緊張していたようです。
何とか写真を撮りアメマスをリリースしたところで「ほっ」と一安心。と同時に「アメマス釣った!」の感動がこみ上げてくるのでした。

初アメマス!

白い斑点がキレイです
8時30分

音のない世界です
ここからはいつも通りのんびりマッタリ釣りになりました。お腹が空いてきたので、ベストに入れておいたアメをなめながらロッドを振っていました。

けもの道には、ちょっと前までシカがいたであろう後もあちこちにあり、たまに遠くでタンチョウの鳴き声も聞こえてきたり・・・

ふと足を止めて周りの音を聞いてみると、何にも音がしませんでした。夜中、静かな時に「サーーーーッ」という音のような音で無いようなものが聞こえることがありますが、その音すら聞こえなかったんです。自分が動くとその音だけが聞こえて、ちょっと不思議な感じがしました。
9時10分
相変わらず対岸のストラクチャー狙いでルアーを入れていきます。下流にルアーを流しトゥイッチしていたんですが、ちょっと足場が悪かったので足場のいいところに移動していると、移動したのがいい誘いになっちゃったみたいで、アタリがありヒット!計算して移動したわけじゃないですけど、まあ結果が良ければいいということで。。。

手ごたえで「あまり大きくないなぁ」というのが分かるくらいだったので、楽に寄せてきて抜き上げると、それでも30cmちょっとはあるアメマスが釣れました。


10時すぎ
別チームとの待合せ時間になったので車に戻りました。
戻る途中、川岸の木にミンクがいるのを見つけしばらく見ていました。顔はよく見えなかったですが、光沢のあるフサフサしたお尻とシッポの毛が可愛かったです。でも、あの光沢は毛皮の対象になりますね。(苦笑)
がんばって生き抜いていって欲しいと思うのでした。

皆川さんと話をしていると「今年は水が少なくてイマイチ。釣果は例年の1/3くらいかな」と話してくれました。
「え〜っ、これでイマイチなの?私は結構満足していたのに。。。じゃあ来年、来ればもっと釣れるのかな(^^;)」欲深き釣り人の思いは、すでに来年のことを考えているのでした。(ってまだ午後があるだろうっ!って)

2匹目(あっピンボケ)

最後の紅葉
周りの人の話を聞いてみると、とりあえず全員釣果があったそうで釣った人では7匹釣れていました。
移動中の車の中で昼食を取り、しばしお昼寝をして気が付いたら、次のポイントに着いていました。(運転手さんは、眠くて大変だったようです(^^;))

11時すぎ

どさんこ登場!

かい〜の〜
再び2チームに別れ釣行開始。川を上がるチームはさっさと行ってしまいました。残された川を下るチーム(私はこっち)は、のんびり準備を。。。

すると川脇からどさんこが何頭か歩いてきました。しばし、どさんこを観察。しばらくこちらを不思議そうに見ていましたが、だんだんと近づいてきて柵越しにまた私達を見ていました。
大きな1頭がおもむろに鼻面を「かい〜の〜」とばかり柵の有刺鉄線でスリスリ・・・あれくらいじゃ痛くないらしいです。気持ち良さそうにスリスリしていました。

どさんこも去り、下りチームも釣行開始です。有刺鉄線をくぐり川に入って行きます。
ここも釧路川なんですが、先ほどよりも上流域でそこそこ流れがあり、川のなかに入っての釣りとなったため流れの強いところでは、足をすくわれそうになりちょっと怖いところもありました。

結構、流れがあります
前半は教えることに専念されていた皆川さんも、釣りたくて仕方なかったようで、後半では、どんどん川の中に入って行きました。

それに続けと皆がついて行くんですが、なぜかオカポンさんが川の中に入って来ません。見るとウェイダーのヒザに穴が・・・有刺鉄線をくぐるときに引っ掛けてしまったそうで、これでは水没無しに川は渡れそうにもありません。

しばらく浅瀬でがんばってついて来ていましたが、結局水没してしまい、そのあとはお構いなしに入っていました。

いい型のアメマスが釣れ始めました。ポイントも絞りやすくキャストもしやすかったのでどんどん攻めていったんですが、なぜか釣れない私・・・
皆川さんに「姉さん、『私だけ釣れないっ』て顔してるよ」と言われ(図星だわ(汗))再三おいしそうなポイントに入れてもらって「あそこに投げて!」と言われ投げるも魚は出ず。。。

朝入った川よりこちらの方が型がよかったので、欲が出すぎたのかなぁ〜。後半はノーバイトで終わってしまいました。う〜む、流れの強いところでの釣りはもう少し勉強しないとだめですね。

後半はノーバイトでした

15時
納竿。車に戻り後片付けをし釧路に戻りました。帰り道、国道脇の草原にタンチョウが3羽いました。生タンチョウを見たのは初めてです。(^^)

ランカーズ釧路

TEL 0154-55-2288
釧路に向かうにつれ道が込み始め、予定していた温泉に行く時間がなくなってしまいました。その分ランカーズ釧路でゆっくりすることに。。。いや〜、このお店スゴイです。けっこういろんな釣具店に行っていますが、こんなに商品が揃っているのを見たのは初めてでした。

普段なかなか売っていないルアーも結構売っていたし、リールの品揃えも「これでもかっ!」ってくらいありました。しかもショーケースのガラスは開いていて、店員さんに出してもらわなくても自由に手にすることができたので私は、そろそろ欲しいなぁ〜と思っているリールの候補2〜3を、とっかえひっかえクルクル・クルクル回しているのでした。

17時すぎ
今回お世話になったランカーズ釧路の五十嵐さんにお礼をいい、現地参加のとかチップさん五十嵐さんに見送られながら、ランカーズ釧路を後にし一路釧路空港へ。
30分くらいで空港が見えてきて「お〜っここが釧路空港!(行きは降りられなかったから)」とか言っているうちに空港に到着。空港売店で若干、お土産を買い足し3階のレストランへ。ここで出発までの1時間弱、夕食&グビグビしました。

19時35分
釧路発 JAL1148便 羽田行きは定刻より10分ちょっと遅れて出発しました。

21時20分すぎ
帰りは何事も無く無事に羽田に降りました。
預けた荷物を受け取り到着ロビーに出たところで、またしても恒例のコーヒージャンケンを始める一同。さすがに羽田は人が多いので、ちょっと控えめにジャンケンをして今回は、早い時点で勝ちぬけていました。
残り2名は、でんぼさんと朝のジャンケンでおごることになった渡辺さん・・・
展開として「ここで渡辺さんが負けると面白い・・・」と誰もが思ってしまったためなのか、結果は思惑通り渡辺さんのおごりとなり、すっかり肩を落とした渡辺さんは力なく自販機に歩いて行きました。ごちそうさまでした!

23時
羽田から湾岸線を通って千葉へ。東関道が車線規制で若干込んでいたものの23時には家に着きました。


最後に・・・
初日の飛行機のトラブルから始まり釣行予定が短くなったり、それでも念願のアメマスに会えたし、特急に乗れたり市場で買い物できたりと、ものすごく内容の濃い1泊2日の釣行旅行でした。
絶対に来年も北海道に行きます。今度はイトウかな・・・

この企画を立ててくださった皆川さん、サンスイの皆さん、ランカーズ釧路の五十嵐さん、その他いろいろお世話になった皆さん、そして1泊2日楽しい釣行を一緒に周れた参加者の皆さんに、この場を借りてお礼を申し上げます。

皆さんありがとうございました。また楽しい釣りをしましょうね。
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