猿払イトウ釣行-春(2日目) 猿払イトウ釣行−春トップへ  1日目へ  2日目へ  3日目へ
寝不足もなんのその
釣行2日目。朝3時起床です。
布団から出てもぞもぞ用意して出かけました。
さすが緯度の高い北海道、朝の3時半だというのにもう空が白んでいます。去年の秋の釣行に比べれば暖かい朝ですが、それでも気温4℃で風もあり冷えます。

下げ潮の時に釣果があがっているポイントへ向かいます。前日よりはやや濁りもとれて、時折りイトウがライズする姿も見えいい感じです。

秋の釣行ではマッチベイト(132mm)と大きめのルアーを使っていましたが、春の釣行ではベイトフィッシュのトンギョ(トゲウオ)に合わせたサイズのルアーがいいということで、IBミノー(75mm)を使いました。川の合流点付近にIBミノーのチャートをダウンにキャストしトゥイッチして引いてきます。不意に足元近くでイトウが「バシャッ」と音を立てたりするのでドキッとしたりすることもしばしば。

ファーストヒットは何と
「秋の時は、こんな感じで巻いていたかなぁ〜」なんて思い出しながらキャストを繰り返していると「グンッ」と何かに引っ張られるようなアタリがありました。が、あとが続きません。「あ〜っ、のせられなかった・・・」でも段々と魚ッ気が増してきました。

バイトがあったのでルアーは変えずにそのままキャストを続けていると、しばらくしてまた同じようなアタリが。。。
春のアタリは秋のイトウがルアーをハミハミしているような感じとは違い「グンッグンッ」とはっきりした感じがあり合わせやすかったです。2度目はちゃんとフッキングしました。

ちゃんとフッキングしたのを確認してから「のったよ〜!」と一言。この日誰よりも早くヒットさせることができて嬉しかったです。(周りが釣れちゃうとプレッシャー掛かっちゃう人なもんで・・・(^^;))

ロッドに伝わってくる重さから、あまり大きくないイトウということが分かりました。う〜む、ロッドの重さでサイズが分かるようになったんだから、ずいぶんと私も成長したものです。(笑)

あまり苦労せずに寄せてきたイトウはやっぱり。。。ってサイズ(50cm)でした。それでも今回初のイトウです。嬉しかった〜。これで今回の釣行が、ボー○でなくなったワケで「ホッ」と一安心の1匹なのでした。

今回の釣行ファーストヒット。小さかったけど嬉しかった〜っ!

イトウの成長
50cmくらいのイトウだと2年生なんだそうです。イトウははじめの1〜2年で一機に50〜60cmまで大きくなって、そのあとの成長が遅いとのこと。
イトウが80〜90cmになるには10年くらいかかると聞いていたので、10年かけて徐々に大きくなるんだと思っていたんですが、そうじゃなかったんですね。

1〜2年生のイトウが釣れるってことは、ちゃんと幼魚が育っているってことなので、猿払はまだ他の場所に比べるとイトウが住みやすい場所なんだなぁ〜と思いました。
写真を何枚か撮ってもらい「あと何年後かにまた釣れてね」と言ってリリースしました。
その後、皆川さんや新宿サンスイの中村さんも、いいサイズのイトウを釣り上げ、今回来た4人の中で釣っていないのは、でんぼさん1人になりました。

次第に魚ッ気がなくなってきてまったりモードへ。対岸にキタキツネが散歩?してたりミンクが出てきたりと、まったり釣り人を楽しませてくれます。

そろそろ潮止りになりそうな時間でした。「潮止り前にもイトウが出ることあるんだよねぇ〜」なんて話していたら、でんぼさん(←この人だけは、まったり釣り人ではなかった)のロッドがしなりました。ここでやっとキャッチ。


最後にキャッチしてホッ
何だかんだ言いながら2日目朝の釣行で、早くも全員がイトウを手にすることができたのでした。

潮も止り日も高くなった8時ころ、宿にもどって朝ご飯&温泉&仮眠となりました。爆睡です。。。

爆睡中。さて、私は誰でしょう?


カヌーで出発
12時過ぎに起きて再び釣行へ。今回は折りたたみ式カヌーを持参していたので、カヌーを使って人が歩いては入っていけない場所に渡してもらいました。

川岸をてくてく歩きながら、岸際を狙います。う〜ん、障害物があって投げにくいなぁ〜。でもそういうところにいるんだよなぁ・・・キャストが下手な私は、なかなか思うようなコースにルアーが通ってくれなくて苦労していました。

しびれる1匹
そんな中、でんぼさんが岸際のボサがある場所でヒット。水面で暴れるイトウの姿がまた大きいのなんのって・・・
何度となくドラグが鳴って逃げていましたが、5分くらいでなんとか岸に寄せてこれることができました。

サイズ87cm、婚姻色の赤い色が出ているマルマル太ったイトウでした。でんぼさん曰く「ともかく重かった〜。90cmはあると思ったけどなぁ〜」と、言っていました。


これなら歩いていけない所にも行けます

スゴイ顔してますねぇ〜

今回一番しびれたイトウです

ライダーハウスやませ
その後は魚ッ気がなく、15時に昼食を食べに釣り場近くのライダーハウスやませへ行き、カレーライスを食べました。


ここのカレーライス、具が粗みじんに切ってあるので、ちょっと見ると「具がない?」ようにも見えますが、具の野菜の甘味とカレーの辛さが、家で食べるカレーって感じで「う〜ん、ホッとできるね」って味でした。
カツカレーをたのんだ人がいたんですが、カツも揚げたてで美味しそうでした。




上:最近ペンキを塗り替えたライダーハウス
下:普通盛りで630円のカレーライス
でっかいウ〜さま・可愛いイ〜さま
昼食後は、夜食の買出しをセイコーマート(北海道のコンビニ)でしてから再び釣り場へ。
17時ころポイントに入りましたが、まだ日も高いのでIBミノーのライムチャートをセットして釣行再開です。

このときはウェーディングしていましたが、水はあまり冷たくありませんでした。若干濁っているものの水もクリアな状態にもどりつつあります。
この時間帯はあまり潮位の差がない下げ潮で、何となくつかみ所のないままキャストを繰り返していました。

ルアーを引いて来ると「コツコツ」とアタリがありました。「何だろうこのアタリ・・・イトウと違うなぁ〜。」と、言っても生命反応はあるんで合わせちゃいましたけどね。

魚は逃げていきますがドラグは一向に鳴りません。ラインが限界までくるとロッドのしなりで魚が戻ってくるみたいな(笑)。でもあげるまで何か分からないしと、浅瀬に後退して魚を寄せます。水面に出た姿は・・・「でっかいウグイ」でした。(汗)

その後も何故か私にはウグイフィーバーが続き、たてつづけに4匹釣れました。(入ったポイントがウグイが多かったんでしょうね)
途中からは「この引きはウグイだ」と、浅瀬に後退することなくウェーディングしている場所に魚を寄せてきては、その場でリリースしていました。もうウ〜さま、はいらないよ・・・(苦笑)

まあウグイがいるってことは、それを狙ってイトウも入ってくるだろう・・・と、めげずに同じ場所で投げ続けること数分。やっとドラグがなってくれました。ロッドに伝わってくる重さ、これはウグイじゃありません。でも小さいなぁ・・・

浅瀬に寄せてきたら体長35cmの可愛いイトウでした。
ちょっと見るとニジマスのようにも見えましたが(汗)、小さくてもやはり強面で、きれいなイトウでした。イトウは小さい方が魚体はきれいですね。



上: なぜか私ばかりに釣れるウ〜さま
下:小さかったけど顔はやっぱり凛々しいイトウです

猿払の夕日
その後はアタリもなく、真っ赤な夕日が水面を染めて沈んでいくのをずーっと見ていました。

「いつ来てもここの夕日はすばらしい!」

言葉じゃ表現できないくらい色々な赤が空に映って、次第に夜空になっていきました。

月が出ている東の空もラベンダー色から濃紺の夜空に変わった19時ころ、納竿となりました。



いつ来てもここの夕日はすばらしいです

   
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