猿払イトウ釣行-春(3日目) 猿払イトウ釣行−春トップへ  1日目へ  2日目へ  3日目へ


今回、私が釣った中で一番大きかったイトウ

大潮なんだけどねぇ〜
春の猿払イトウ釣行3日目。朝2時半起床です。
すっかり寝ぼけたまま準備して、車に乗せられいつものポイントへ。この時間帯は大潮で潮位の差も大きく、釣果が期待できるなか釣行開始となりました。

気温4℃、水温10℃、風があるため前日よりも寒く感じました。潮はいい感じで流れているんですが魚ッ気がない・・・ベイトのトンギョ(トゲウオ)もほとんど見られず一同「おかしいねぇ〜」と言っていました。


そんな中、下流でイトウが顔を出したのを見つけたので、すかさずキャスト。2投目で「グンッ」とアタリがあり、この日も1番にイトウを釣ることができました。
引いた感じは前日よりは大きいけど、そんなに大きくないかなぁ〜。サイズは70cmあるかないかのイトウでしたが、それでも暴れてくれやりとりが楽しめました。
このサイズなら楽しんで釣れるようになりました。やはり昨年の秋に大きいのを掛けている経験がものをいってますネ。

1匹釣れたことでアタリが出始めたと思い、みんな一斉に投げていましたが後が続きません。いい潮なのになぁ〜。
その後、ポイントを海の近くに移動してみたりもしましたがイトウは出ませんでした。
ライントラブル、そして悲劇が・・・
水深が浅くなってきてIBミノーが根掛してしまいました。いくらひっぱっても結束部からラインが抜けない。。。
今回はラインシステムを自分で組んでいたんですが(前回はもたもたしていたら皆川さんが組んでくれました)、ちゃんとシステムが組めていたようです。嬉しいやら悲しいやら・・・結局メインラインから切れてしまいました。

いつイトウが出てくるかわからない中、ラインシステムを組み直していたんですが、冷静にやろうと思っていてもやっぱり慌ててしまいます。
オルブライトまで組んであとは端ラインを切ればできあがり・・・って時に、間違ってメインラインを切ってしまいました。
「ぎゃ〜っ。ここまで組んだのに(涙)」
余計慌てる私。それを見て、面白そうとちょっかいを出してくる皆川大先生なのでした。(爆)

人があまりいないところ(ギャラリーがいると余計慌てちゃうので(汗))でラインを組んでいると、でんぼさんが「どう〜、組めた?」と来ました。ちょうどよかった、ビミニの端ラインをライターであぶってもらおう。。。
そう言ってライターでラインを溶かしてもらった後だったと思います。

システムを組んでいるうちに立てかけてあったロッドが倒れていました。そのロッドに気付かず、でんぼさんが左右の足に挟んでしまい、私が「ダメ〜っ」というよりも早く「バキッ」。。。
やっちゃいました。ロッド、真っ二つに折れちゃいました。

真っ青になるでんぼさん。

「ゴメン、ロッド地面に倒れていたから」と私。あれ?何で私が謝るの・・・
実はこのロッド、でんぼさんのロッドを借りていたのでした。

その一部始終を見ていた佐藤君が
「いや〜、ロッドを折られて冷静でいられるなんて、なんて出来た人なんだろうと思った」と私に言ってくれました。
確かに、私はそんなに出来た人間じゃないなぁ〜(^^;)。
もし折れたのが私のロッドだったら、でんぼさんはもっと真っ青になっていたことでしょう。
その後、皆川さんが予備のロッドを持っていたので釣行は続けることができました。



猿払ひばりの会の西川くん(左)と佐藤くん(右)
シラウオマイスター
9時近くになり潮が下げ止まりになりました。この日はマイナス潮位で、普段みえない水底の地形がよく分かりました。「ふ〜ん、この水路をイトウがあがってくるんだ・・・」
ここまで水が引くと釣りにならず、しばらく休憩することに。。。

ここで車から網を持ってきました。ベイトフィッシュのトンギョを捕って写真を撮ろうというもの。しかしトンギョの姿は、まばらでそのかわりにシラウオが大群となって岸際を泳いできます。
「ならばシラウオを捕ろう!」ということになり、網を入れますが目が大きい網だったのでなかなかすくえません。
そんな中、西川くんが妙にヤル気をだして網を振っています。
だんだんとコツを掴んできて、しまいには網で大群の大半をすくえるようになってきました。彼には「シラウオマイスター」の称号が与えられたのでした。(笑)

つかまえたシラウオはどうしたか?というと・・・朝食のお弁当についていたお醤油をつけて踊り食いしちゃいました。「え゛〜っ」て思われるかもしれませんが、これがまた美味しかった〜!今度はポン酢醤油で食べたいです(笑)。


シラウオ以外にもサケ稚魚なんかもいたので、捕ってもらってペットボトルにいれてしばし観察していました。ちっちゃいのにちゃんとパーマークがついていて元気な稚魚でした。(これは踊り食いしませんでしたヨ。ちゃんと帰してあげました。)


上:ベイトフィッシュのトンギョ(トゲウオ)
下:シラウオマイスター西川くんが、狙っています。


上:シラウオの踊り食い!
下:体長4cmほどのサケ稚魚

最後の1匹
10時半すぎから再び釣行を再開し、ウェーディングで皆川さんとでんぼさんが何匹か釣っていました。私はここではウグイ1匹。またウーさまに好かれてしまった。。。
「そろそろ帰りましょう」ということになり車の方にもどろうと歩いていると、途中でイトウが顔を出していました。
「この場所、魚ッ気があるね」ってことで、みんなで数投していると私の竿に「グッ」といい重みがきました。
合わせると「ギーーーッ」とドラグが鳴りました。結構いい手ごたえだったので、サイズアップするかな・・・?でもそんなことを考える余裕があったってことは、それほど大きくないってことで・・・(苦笑)
寄せてきてみると65cmほどの太ったイトウでした。太っていたぶんいい引きしてくれていたんですね。これで本当に納竿となりました。
ポイント近くの駐車場で西川くん、佐藤くんとお別れしました。まっ、そのうちまた会えるでしょう。

帰り道
13時過ぎにホテルを後にし、この日もライダーハウスでカレーを食べ(美味しかったんだもん)、旭川へ。
途中、中頓別の道端にミズバショウと黄色い花と青い花(名前分かりません)の群生地があったので、写真を撮っているとシカが出てきたりして・・・
旭川空港到着は18時半。空港の売店でお土産を買い、レストランで夕食を食べ(う〜む、空港のレストランってもう少しなんとかならないかなぁ)20時25分発JAL1114便に乗って羽田に着いたのは22時過ぎ。

到着後荷物をピックアップして、皆川さん、中村さんと別れ、家に帰ってきたのは23時半でした。

今回の釣果は2泊3日でイトウ4匹、ウグイ5匹。今回もイトウを釣ることができましたが、正直なところ、はじめて釣った1匹の感動は今回なかったです。あの1匹目は、やはり特別ですね。
でも、そのぶん純粋に釣りを楽しむという意味では、今回のほうが楽しかったと思います。ウーさまにも好かれましたしね。
サイズは中〜小型でしたが、やはり幻の魚−イトウに会えただけで嬉しかったです。数年後、この魚たちが成長している姿を見てみたい(釣ってみたい)です。

秋のイトウと違い、春のイトウのほうが釣りやすいと思います。合わせやすいし、数も出るし、季節もいいし。。。
「ともかくイトウを釣ってみたい」って人には、春のほうがオススメかもしれません。運がよければ大物にも会うことができますしね。
そして「数はでないけど大物狙い」は秋! ただし。。。
サイズは魅力的ですが、状況によっては、つら〜い精神修行の場になりますので、それだけは覚悟していったほうがいいですヨ。


最後に、今回も一緒に釣りをしてくれた、皆川さん、中村さん、でんぼさん、佐藤くん、西川くん、いろいろありがとうございました。今回も楽しく釣が出来たのは、皆さんと猿払の自然のおかげです。感謝・感謝!
また猿払に行こうと思います。




後の1匹は太っていて引きが楽しめました
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