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 9月11日(日) 釣行3日目(最終日)
■期待の茶路川へ
朝3時半。携帯の目覚ましが一斉になりはじめました。1度目のコールでは誰も起きず(汗)、2度目のコールで部屋の明かりつけ、もそもそ起きはじめました。
前日のうちにホテルの精算を済ませておいたので、忘れ物がないか確認をして宿を出発。

4時半。霧雨の中だんだんと辺りが明るくなってきました。目指す茶路川のポイントについたのは、5時半ころだったと思います。ここのポイントで狙うは大アメマス!なので前日とは違い、ラインは10lb、リールも2500番(前日は1500番)を使用します。

川に入るころには雨も上がり、陽も差してきました。しかし川の状況は、昨日より水が減ったものの、それでもいつもよりも増水していて濁りはきつく、かなり悪いコンディションです。
めざすポイントは対岸なのですが、いつもなら渡れる川が増水のために渡れないときている。遠目から見てもいいポイントなのになぁ〜と恨めしそうに見ていると、そこをカラフトマスが何匹も溯上していくのが見えました。

足場がしっかりしている場所を選び、釣り下ることにしました。開始早々、でんぼさんが反転流のなかからアメマスをヒット!しかし掛けてすぐにアメマスのジャンプ一番!跳ねてしまい、それでフックが外れてしまいました。

いや〜いいサイズのアメマスだったなぁ〜
この調子で魚が出るのかと思ったんですが、アタリはこれだけで、このあとしばらく沈黙の時間が過ぎていきました。

■カナブンが待望の
釣り始めてから2時間近くが経ちました。先行している、まるお・まるこ・カナブン(笑)・おじゃる子には、アタリもなくかなりだれてきていました。
そんな中、ちょっとよさげなポイントを見つけたカナブンが「あそこいそうですよね」というと、まるおさんが「いいと思ったところに投げるのが一番!」とエールを送ります。そしてキャストすると・・・

「ゴン!」と、この日初めて魚のアタリがあったそうです。川の流芯付近で大きな魚が暴れています。
「よくやったカナブン! ここでバラすなっ!」
「カナブン、絶対にあげるんだよっ!」
「ほら、カナブン、巻いて巻いてっ!」
「カナブン、魚を流芯から出せって言ってるでしょ!」
応援なんだか罵声なんだか。。。(笑)あたり一帯に声が響き渡ります。

ちょっとへっぴり腰ぎみで、ドラグもギーギー鳴らされっぱなしのカナブンでしたが、5分かけてあげたのは55cmの良型アメマス。ハイタッチで大喜びの仲間なのでした。
【アメマスと格闘中のカナブン】

格好良くファイト中のようですが
実は、ちょっとへっぴり腰だったりします

やったねカナブン! 55cmグットサイズです

■上流で声はすれども
そのころ上流にいた、でんぼさんにも白鮭が掛かっていました。この白鮭、アメマスの外道ですが、思いのほか引きがいいらしく、でんぼさんでもかなりてこずってあげたんだそうです。
そこで写真を撮ろうと思ったそうなんですが、写真を撮ってくれる人がいない・・・で、下流にいた私達を呼んだんだそうです。
確かに声は聞こえましたよ。「ああ、何か釣れたんだな〜」とは思いましたけど、こんな流れが強い川をそれこそシャケじゃあるまいし、流れに逆らってもどり写真を撮ろうなんて思いもしませんでした。でも、あとででんぼさんに言われました。「岸伝いにくればいいじゃん」・・・
確かに・・・(汗)
このとき私達は、流れの強い川をどうにかこうにか、対岸に渡ったあとでした。そしてその対岸には河原があって・・・(爆)
■厳しいところも攻めたけど
今回は準備したルアーの数が多く、2日目にロストしたルアーもその日のうちにランカーズ釧路で補充したりと、ルアーをロストしてもそれほど痛くない(いや、家計には非常に痛い(爆))状況でした。
そのためか、岸際のきわどいところや、アシギワ・流木下など、チキンでケチな私(爆)としては珍しく、かなり攻めのキャストをしていたような気がします。あれだけ攻めても、案外ロストしないモンなんだなぁ〜なんて思ったりもして。

しかし今回はコンディションが悪すぎたようです。6時間近く釣り下りましたが、このあと茶路川で魚を見ることはありませんでした。

アカゲラが鳴き、キツネが廃線の鉄橋を歩く中、私達は茶路川を後にしました。
■お昼寝タイム
さて、つぎはどこに行こうかと思案する面々。まあお昼時であまり釣果も期待できないので、音別川河口付近で海アメでも狙ってみますか・・・と、軽い気持ちで行ってみることにしました。
音別川河口には、思いのほか人がいて、どうやらスプーンでシャケを狙っているようです。
「釣り人がいるってことは釣れるのかな?」と、セッティングをする面々。しかし地元の渉くんは「車で寝てます」とのこと。
彼の選択が正しいと気がつくのに、それほど時間はいりませんでした。
ぜ〜んぜん釣れない。周りにも釣れている人はいませんでした。浅瀬にはカラフトマスと思われる魚の背ビレが時折見えますが・・・
釣れないと分かると途端に眠気が襲ってきました。朝早かったですからね。河原で昼寝を始める人々なのでした。

でんぼさんが苦心して撮った白鮭の写真
(しっぽを手で持って撮影したそうです・・・)

一番後ろで釣っていた渉くんは、この55cmも含め4匹釣ったそうです。さすがです。
ただいまお昼寝中。
最近は、どこでも眠れるようになりました(笑)

■そして音別川へ
音別川河口でしばし昼寝をし、音別の街中にあった食堂で昼食を食べたあと、音別川(上流?)に向かいました。入った場所は皆川さんのミノーイングビデオにも出てくる所です。
まずは車を止めてすぐのところにある橋の橋脚付近を狙いました。ここは反転流になっていて魚がつきやすい場所です。
ふ〜む、出てこないなぁ・・・
すると私の足元で何かが動きました。一瞬「ドキッ!」としましたが、見ればカラフトマスのオスの背中です。ちょっとボロボロになっていましたけど、護岸され流れが緩くなった岸際を上手く利用して、ここまで溯上してきたんだなぁ〜と、関心して見ていました。
しかし・・・アメマスはこのカラフトやシャケの卵を食べるので、カラフトを見つければその下のアメマスを狙うのはセオリーなワケでして、カラフトがいたあたりにキャストを続けました。

■シャケ名人
すると、私よりちょっと上流にいたでんぼさんがヒット! でも、アタリがモヤっとしてあまり引いてない・・・
あがってきた魚は、カラフトマスのオスでした(きっとさっき私の足元にいたヤツだ)。でんぼさんは、なんと午前中の白鮭に続きカラフトマスまで釣ってしまいました。すっかりシャケ名人です。
すっかりシャケ名人のでんぼさん 

「アメマスが釣りたいのになぁ・・・」といいながら、カラフトマスをリリースするでんぼさん。それでも魚に遊んでもらって楽しそうでした。


■まったく違う川に

ビデオが撮影されたポイントまで来ましたが、流れが強く川幅も広くなっていました。対岸にある岩盤がかろうじてここが撮影ポイントなんだなぁ〜と分かるくらいで、それほどまでに川の様子が変わってしまいました。
数少ないポイントを探してキャストしていきましたが、このあと魚の気配はなく、16時に納竿。川からあがってすぐの牧場にいた丹頂(かなり遠くでしたけど(笑))に見送られながら音別川を後にし、今回の釣行は終了しました。

近くのコンビにで渉くんと別れ、残った5人は山花温泉経由で20:25発JAL1148で帰ってきました。
さいごは丹頂がお見送り  

今回も納得のいくアメマスは釣れませんでしたが、本当に楽しい釣行旅行でした。
忙しい中、いっしょに周ってくれた皆川さん、まるおさん、まるこさん、渉くん、でんぼさん、そしてカナブン(笑)。楽しい時間を、ありがとうございました。また一緒に遊んでくださいね。

帰ってきてから「納得できない魚がいるっていうのも、ありかなぁ〜」と思っていたりします。1つぐらい取りこぼしがあるほうが、次があって面白じゃないかと。
(いやいや、星の数ほどあるんですけど、まあ当面の目標ってことで(笑))

さて、来年のアメマス釣行が楽しみになってきたところで、今回の釣行記を終わりにしたいと思います。

長文駄文にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
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