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■日本人が多くなったホテル
私たちが使ったクタ市内のホテルVilarisiは、観光本などに載っているランクで言うと中級クラスのホテルなんだそうです。Vilarisiは設備や従業員の態度も含めいいホテルだと私は思います。
でもこのクラスのホテルは設備の充実度がピンキリで、ハズレを引きたくない日本人はあまり利用しないホテルなんだとか。(近くにはメジャーなホテルがいっぱいあるしね)
2年前に利用したときは日本人もいなくて「異国に来たって感じでいいね」と思っていたんですが、今回はホテル内でやたらと日本人に会いました。
理由は簡単。日本の大手旅行代理店がこのホテルの取り扱いをはじめてしまったんだそうです。ちょっと残念だなぁ。。。

朝から日本人の多さにちょっとイヤケがさしていたので、さっさとダイビングサファリ(=バリ島の各地に宿泊しながら、あちこちでダイビングすること)に出かけることにしました。
昨日は暗くてよくわからなかったクタの街並みは、2年前にくらべだいぶ整然ときれいになっているように感じました。走る車やバイクもきれいだし。。。そして日本語の看板が増えたなぁ〜とも思いました。

■バリ北西の島ムンジャンガンへ
バリ島でも北側は欧米人のリゾート地になっていて、ほとんど日本人を見かけません。そしてバリ島北西部に位置するムンジャンガン島は、国立公園内にありバリ屈指のダイビングスポットでもあります。
クタから車で4時間近く。やっとムンジャンガン島に渡るボート乗り場に着きました。う〜ん、ここは変わってなくていいね。
このボート乗り場から約20分でムンジャンガン島に到着します。ここはポイントによりボート/ビーチどちらからもエントリーができて、エキジットはボートで楽に・・・というパターンです。
今回久しぶりのダイビングだったので、まずはビーチエントリーすることになりました。

久しぶりのウエットスーツを着るのに悪戦苦闘しながら、何とかセッティングを済ませ、いざエントリーです。
私は潜行が苦手なのでウエイトはいつもオーバーウエイトぎみです。そのいつものウエイトで「ちゃんと潜行できるかなぁ?」と、ちょっと心配ぎみに潜ってみると、何と自分でも「やばっ、沈んでいく」と思うくらい沈んで行きます。ウエットスーツがへたれてきて浮力が落ちたようです。BCへの空気の出し入れが忙しい1本目になりました。

2本目の前にムンジャンガン島に上陸してお昼ご飯を食べました。ライス・塩卵・から揚げ・野菜を炒めたもの・豆腐を揚げたもの等が入っているインドネシア風のお弁当で、別袋に入ったサンバルという辛い調味料をかけ混ぜ合わせて食べます。
ともかくこのサンバルが辛いんですよ。すっかり忘れていて調子に乗ってかけたら、辛くて食べるのが大変でした。(^^;)

お昼も食べ終わって、1本目の教訓から2本目は400g減らして潜ってみました。が、たかが400gで潜行できなくなるんです(涙)。これは気の持ちようなんでしょうけど、いつものウエイトでないという不安からか1本目以上に疲れるダイビングになってしまいました。エントリー直後、やたらと大きなゴマモンガラ多数が泳いでいてちょっと怖かったです。(汗)

<見ることができた魚>
・いつもついてくる可愛いナンヨウツバメウオ
・ヤッコ類いろいろ(このあたりでしか見ることができないイナズマヤッコも多数)
・ジョーフィッシュ
・謎の未確認生物(あとで調べたところウミケムシのようです)


Vilarisiの室内はとても清潔です





島に上陸してランチ



■沈んで落として
この日、はじめていっしょに潜った渉くん。潜水本数17本にしてAD(=アドバンスド・オープンウォーター・ダイバー)という彼は、いろいろやってくれました。1本目は、ひたすら沈んでいきました。こちらも久しぶりだったので、あまり人のことを構う余裕はありませんでしたが、それでも「う〜ん、えらく沈んで行くね」と見ていました。
ちょっとずつBCにエアーを入れているようですが、それでも沈んでいって。。。さすがにこれはまずいなと思ったインストラクターの榎本さんが、BCを膨らませていました。
そして2本目。1本目はオーバーウエイトだったので1kg軽くしたんだそうです。すると今度はなかなか沈んでこない。「やっぱり軽かったかな?」と思った榎本さんが、予備に持っていたウエイトを渡そうとすると、こんどは何とウエイトベルトがない・・・(汗)
潜行してすぐに、どこかでベルトが外れてしまったようで(本人気がついていない)それでも必死についてきていたようです。途中、流れのない場所で私達は待機して、榎本さんが落としたベルト探して来てくれました。

 

渉くんは、いろいろやってくれました
■世にも不思議な体験
実はこの日の2本目、私は不思議な体験をしました。ビーチエントリー後、ドロップオフつたいに進んでいました。先頭を行く榎本さんがドロップオフから離れて進んだのであとをついていきます。ドロップオフに大きなくぼみがあったためコースをショートカットしたようです。
このとき反対側から2つエアーが上がってくるのが見えました。姿は見えなかったんですが、明らかにダイバーが出す規則正しいエアーの筋でした。私はこのとき「人がきたからショートカットしたんだなぁ〜」と思っていました。
エキジット後に「ダイバーとすれ違ったね」と話したんですが、みんなから一応に「どこで?」と言われてしまいました。私より後ろにいた渉くんやでんぼさんは見えなかったとしても、榎本さんは絶対に見える場所にいたのに。
すると「他にダイビング船いなかったじゃない」と言われて(汗)。このポイント、島だけにダイビング船で来ない限り入れないんですヨ。じゃあ私が見たエアーはいったい何?
数日後、クタに戻ってスーさんと二人でご飯を食べているときに、スーさんに言われました。「あのポイント、何か感じるんだよね。私もあまり好きじゃないポイントなんだ・・・」と。陸では結構あるけど、海でこういう体験は初めてでした。(汗)
 

確かにエアーが見えたんだけど…
■ダイビングポイント近くのホテルへ
過去2回ムンジャンガンで潜りましたが、そのときのホテルはボート乗り場から1時間以上離れたロビナという街のホテルを利用していました。ここはここで雰囲気がいいんですが、ホテルから海が見えないというマイナスポイントがありました。
で今回利用したのが、ボート乗り場から30分もかからない場所にあるTamansariというホテル。全室コテージタイプで、広い庭の中にコテージが点在しています。レストランとプールからは海が見えて、そのまま海辺に出られるようになっていました。庭は手入れされた芝生や木々がきれいで何とも優雅な場所でした。
今回は1泊しかできませんでしたが、もっとゆっくり滞在したいホテルでした。

Tamansariのプールバー
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