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■GT(ロウニンアジ)フィッシング
ダイビングをしない人には案外知られていないようですが、飛行機に乗る前24時間以内にダイビングをしてはいけないことになっています。ダイビング直後に飛行機に乗ると、体調が悪くなる危険性があるためです。(詳しい理由を知りたい人はダイビング関連のホームページで調べてみてくださいネ。)
そのため飛行機に乗る最終日はダイビングができません。過去2回バリで潜ったときの最終日はラフティング(激流?ボート下り)をしたんですが、今回はボートをチャータしてGT(=ロウニンアジ)フィッシングを挑戦することにしました。

ダイバーからしてみれば「魚釣り?しかもあのロウニンアジを釣るなんてとんでもない!」と怒られそうですが、釣り師でしかもルアーフィッシングをやっている人にとっては「GTはルアーフィッシングの最高峰。あこがれのターゲット」に、ほかならないのでした。(私はダイバー&釣り師だったりします)

GTはエサになる魚(ベイトフィッシュ)を追って回遊している魚なので、追われる魚がよくいる場所や、魚の群れ(ナブラ)をどれだけ多く見つけられるかで釣果が変わってきます。ということは、ボートを操船するキャプテン・ガイドの技量が重要ということになります。
これは日本であれこれ情報収集をして優秀なガイドを探しました。バリ島でよくGTフィッシィングをしている人が勧めてくれたのが、スランガンマリンサービスさんでした。こちらはダイビングサービスでも有名なところですよね。

ガイドのサリンさんは日本語が達者で「私はサリンです。アサハラ?NO,NO,いまはヒルハラ(今は昼間だと言いたいらしい)」と、かなりおやじが入ったブラックジョークを交えながら、楽しいガイドをしてくれました。
結局GTには会えませんでしたが、まあ前日から風も強く海況もイマイチだったので、こればっかりは運なのかなぁ〜と思って帰ってきました。(釣りの詳細は釣行日記を参照してね)


スランガンマリンサービスのオフィス



ヌサペニダ周辺で大物を狙いましたが
GTには会えませんでした
■中華料理 Bali Nikmat
時間ギリギリまで釣りをしていたため、ヌサドゥアに戻ってきたのがかなり遅くなってしまいました。それからシャワーを浴びて、荷造りして。。。夕食の場所、中華料理のBali Nikmat(だったと思います)に着いたのが20時半でした。帰りの飛行機は22時5分出発だったので、この時点ですでに出発まで2時間を切っていました。
ここの中華料理屋さん、本場中華料理を食べたい人にオススメです。土鍋で出てきた豆腐の料理と、蒸しエビに辛い醤油をつけて食べる料理が美味しかったなぁ。事前に予約をしないと食べられない北京ダックが秀逸だそうで(今回は予約していなかったので食べられなかった)次回バリに来るときは、必ず食べたいと思います。
時間がなかったので、あまり味わって食べている感じはなく、ひたすら胃袋にかき込んで20時50分お店をあとにしました。(榎本さんとはここでお別れしました)

■出発50分前のチェックイン&厳しいチェック
それから空港までは10分ちょっとだったと思います。空港でスーさんにお礼を言って別れ、大急ぎでコンチネンタル航空のカウンターへ。
何とか間に合いましたが、チェックインカウンターから係員の人にずっと連行(爆)いやいや、案内され、出国審査で一人100000Rpを支払い、免税店すら寄れずに出発ゲートまで連れて行かれました。私のお財布の中に残ってしまった現地通貨・・・次回バリに行くときまで、とっておきましょうね。
いや〜、それにしてもデンパサール空港の、セキュリティチェックは厳しいです。預け入れの荷物は全部中身を確認されたし、手荷物もすべて中を確認。ボディーチェックも念入りで、それから比べれば成田やグアムのなんてチェックのうちに入りませんね。
バリ島でもテロがあったから、事情は理解もできるし協力もしますけどね。ただチェックしたあと預け入れ荷物のファスナーはちゃんと締めて欲しいなぁ。成田で荷物を受け取ったときにファスナが半開きでした。ファスナー付近に運よく細かいモノが入っていなかったので、中身が出ることはなかったですが、これで中身が無くなっていたら、せっかくの楽しい旅も台無しになるところでした。
まあ、出発時間ギリギリに入った私達も悪いので、今後こんな思いはしないようデンパサール空港を利用する際には、時間に余裕を持って行こうと思います。
定刻よりやや遅れて飛行機は飛び立ちました。帰りもGUAM経由ということで、トランジットにも関わらず入国・出国審査をして出発ゲートへ行きました。ここで少し時間があったので出発ゲート前のBarでちょっと休憩して、残り3時間の成田までの飛行機に乗り込みました。
成田には定刻通り到着。着いての第一声は「寒っ!」。この1週間で残暑から急に秋らしくなったようです。預けていた車を空港まで持ってきてもらい家に帰りました。家についてからは、荷解きをしようと思ったけど、それより眠気が勝ってしまい3時間ほど爆睡。そのあと荷解きをして洗濯をしてあれこれ片付けが終わったのは夜近くでした。



インドネシア出国時、出国税として
10万Rpが必要。残しておきましょうネ




グアムでやっと一服のでんぼさん
(ライター没収のためマッチ購入)
■バリ島紀行をふりかえって
う〜む、今回のバリ島紀行。期間が短かったこともあり世話しなかったです。もっとゆっくり行きたいところですね。それと今回はクタのホテルに3泊したので繁華街を楽しむことが出来ましたが、私はどちらかと言うと北部の田舎町にあるリゾートホテルでのんびりしたいですね(前回はロビナのホテルでかなりのんびりできた)。
観光で成り立っているバリ島なので、治安は他の東南アジアの国よりは安全だと言われています。インドネシアはイスラム中心の社会ですが、その中でバリ島だけがヒンズー中心の社会ということで、そのことで人懐っこくユッタリした人々の雰囲気を出しているのかなぁ〜とも思います。でも、そうは言っても悪い人は必ずいるし、私達にはなかなか理解することのできない宗教や政治絡みの問題は、いっぱいあるはずです。
そういった不安を感じずに毎回楽しく旅ができるのは、やはり今回もお世話になった榎本さん、スーさんはじめ、現地でお会いしたいろいろな人のおかげだと思っています。いつも楽しい旅行にしてくれてありがとう。バリは本当に好きな場所なので、また遊びに行きますね。今度は直行便で行くかも。。。(もうGUAMは懲り懲りです)

これで今回のバリ島紀行はお終いです。長々とした乱文乱筆に、お付き合いいただきありがとうございました。


【追記】
このバリ紀行を書き上げたのは9/30でした。その翌日に起こったテロ事件は、正直かなりショックでした。
真っ先に思ったのは、現地の人たちのこと。3年前のテロからやっと立ち直って、観光客も増えてきた矢先だっただけに、この先またバリの人たちが苦労すると思うと、非常にくやしいです。

今あえて危険な場所に行く必要はありませんが、でも今回のことで「もうバリには行かない」なんて思わないで欲しいです。私は観光客でバリの上辺だけしか見てないけど、でも過去3回訪れたバリはいつも楽しく、特に現地の人びとの人懐っこさ・やさしさが、とても心地よかったです。とてもいいところでした。だから今は「いつかはバリに行ってみよう」そう思っていて欲しいんです。

このテロ騒動が早く治まって、バリの人たちにいつもの平穏な日々が戻ってきて欲しいと切に願います。
また数年後、バリに遊びに行きたいと思います。Saya suka orang Bali!
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