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 11月21日(月) 釣行3日目(最終日)
■風の無い朝
イトウ釣行最終日は3時起床。前日の夜も遅くまで飲んでいたワリに元気です。さっさと着替えてロビーに行くと、時間内に女性陣は全員集合していました。が、男性陣が起きてこない。
ウェイダー姿で男性陣の寝込みを襲い(爆)、3時半過ぎに宿を出発しました。

風も無く前日に比べると楽な釣りでした。西の空には冬の星座が沈もうとしていて、月明かりに邪魔されながらも、それでも天の川が見えています。やはりこの場所はスゴイ。。。

■水面に何かが
相変わらず魚の気配が無い中、キャストを繰り返していると「クンッ」と弱いアタリが。しばらく我慢していると同じようなアタリが2〜3回続き、次第に重くなってきます。で、最後はアタリがなくなりただ重いだけに。。。
はじめは誰かのラインに絡まってしまったんだと思いましたが、周りの人は普通に釣っています。
いったい何を掛けちゃったんだろう?とルアーを強引に引っ張ると、ルアーがその何かからはずれ、水面を滑ってきます???
薄暗い中、水面をよく見ると、薄氷が流れていました。それにルアーが引っかかり段々と氷が堆積してしまった。。。というワケです。
でも、この薄氷のアタリ、秋のイトウのアタリに良く似ていたので、ちょっと期待しちゃったぶん、正体が分かったときには凹みましたけどね。

■日の出

薄氷は断続的に流れてきて、ルアーのコースを邪魔します。ガイドも凍りつき、マメに氷を取らないとライントラブルになりかねません。
「冷たいよ〜」と言いながら、指先でガイドについた氷を取っていると、朝日が昇ってきました。
それを何となくぼ〜っと見ていました。
日が出るだけでものすごく暖かく感じます。冷え切った体がとけていくような、そんな感じがして「お日様って偉大だなぁ〜」と思いました。
こんなこと日常生活では当たり前すぎて、まったく感じないことなんですけどね。こういう厳しい環境にいると、普段当たり前に感じていることが、すごく大事なことなんだと気づかされます。
このあと、日が昇って水面の氷が融けるのを期待しましたが、結局薄氷は増える一方で、8時までねばりましたが、この日は釣りになりませんでした。
朝食を食べずにお昼まで釣る人を残し、ほとんどの人はこの時点で納竿となり、宿に朝食をとるために戻りました。

納竿前に記念写真



■稚内経由での帰り道
朝食後、荷物をまとめチェックアウトし、釣りに行っていた人達も戻ってきたところで、稚内空港へ向かいました。
来るときと同じ道。宗谷岬以外に、これと言って景勝地があるわけでもないんですが、途中に不思議なものが1つあったので、そこに寄る事にしました。

これ何だと思います?


実はホタテの貝殻の山です。
隣はホタテの加工工場で、身を取り出したホタテの貝殻をここに捨てているようです。
「何千年か先、ここを地質調査したら『最北の地で貝塚発見!』なんてことになるのかも(笑)」なんて冗談を言いながら、隣の工場内にあるホタテの直売所へ行きました。
直売所では3kg入り1箱1050円でホタテが売っていました。値段のワリに大きなホタテが13個入っていて、かなりお得な感じ。
で、あれほどホタテを食べるのがイヤと言っていながら、実家へのお土産として1箱購入し、実家から少し分けてもらって、刺身とバター焼きで食べました。宿で食べたホタテよりも美味しかったですヨ。



(上)ホタテ加工工場内の直売所
(下)ホタテの成長がひと目で分かる(笑)
■最北の地で
ホタテ購入後、皆川さんを含めた集合写真がないということで、再度宗谷岬に寄り集合写真を撮りました。

イトウが釣れた人・釣れなかった人いろいろですが、みんないい表情をしています。

このままいい感じで終わればいいんですけど、そう行かないのが、このメンバーでの釣行旅行でして。。。
最後に恒例のメインイベントが待っているわけです。その名も
「最北の地でジュースジャンケン!」

イヤッ、絶対にここで負けるのだけはイヤッ。このジャンケン、釣行旅行の最後のジャンケンで負けると、かなり凹みます。
それに加えて、今回は「最北の地」なんてオプションまでついていて。。。

人数が多かったため、2グループに分かれてジャンケンが始まりました。声を掛けるのは前日負けている私です。
しばらくアイコが続きイヤな雰囲気になりましたが、何とか勝ち抜けました。ホッ。
で、各グループで残ったのが、石見さんとまるこさん。
宗谷岬の記念碑の前でジャンケンするなんて私達だけしょうね(笑)
で、結果は。。。


ちょっと分かりにくいですけど、左の石見さんは「ヨッシャ!」と言ってます。

ってことで、まるこさんにジュースをおごってもらいました。
はぁ〜、負けなくてよかった。。。
レンタカーを返して稚内空港に着いたのは、出発40分前でした。
■何もない稚内空港。でも・・・
「昼食は空港で空弁を買って、飛行機で食べればいいよね。」と、考えていた私達は、昼食を食べていませんでした。
ところが稚内空港には、売店と小さな喫茶コーナーがあるだけで、空弁どころかおにぎりやパンすら売っていません。
これには参りました。結局、機内ではお菓子などを食べて羽田に着いてから、食事をすることになりました。

おにぎりもパンも売っていない空港なのに、以外なものが売っていました。
それは私が北海道に来るたびに探しては、売り切れていたお菓子
「じゃがポックル」
一緒に来ていた人達にも、ススメしちゃいました(笑)
芋の味が濃くて油ぽくないポテトスティックでした。

やっと買うことができたじゃがポックル
それと、一緒に来ていた中弟さんオススメのポテトチップチョコレートも買いました。こちらは人によっては好き嫌いがあるかも。塩味のするチョコ? ちょっと面白いお土産になると思いますヨ。
そのほかにもスープカレーのスープなど、人気商品が意外にそろっている稚内空港の売店なのでした。



(上)ROYCE'のポテトチップチョコレート
(下)本日のスープカレーのスープ各種

■機内では爆睡

13時55分ANA572は稚内空港を出発しました。
機内アナウンスで、この時期限定の黒糖カフェオレのサービスがある(行きの便では品切れになっていた)と言ってるので、ドリンクサービスまでがんばって起きていようと思いましたが、気がついたら寝ていました。
寝てしまうとあっという間のフライトで、次に気がついたときには、眼下にアクアラインが見えていました。


羽田に到着後、第2ターミナル5階のレストランでやっと昼?夕食です。
メニューを見たときは「ちょっと高くない?」と思いましたが、出てきた料理はみんなアメリカンサイズ。納得です。

ということで、食事後解散になったのは18時近く。ほとんど渋滞もなく家には、19時過ぎに着きました。

結局今回もイトウは釣れませんでしたが、雪が降ったり、誕生日のお祝いをしてもらったり、いろいろあって楽しかったです。
何より猿払のあの場所でロッドを振っているときに感じる、充足感というか何というか、何とも言えない不思議な感覚を今回も感じることができました。
あの感覚に魅せられて、きっとまた行くんだろうなぁ〜。
また来年、あそこに行ければ・・・と思います。

今回の釣行記はこれでおしまいです。相変わらず釣れない釣行記でスミマセン。長文乱文にお付き合いいただき、ありがとうございました。


(上)ダブルハンバーガーはアメリカンサイズ
(下)ナポリタンも具だくさん&ボリュームあります

【おまけ】
今回オススメの
北海道みやげです
 
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