18時すぎ
ポイント近くの空き地に車を止めると、既に何台かの車が止まっていました。車を止めたすぐ前で釣っていた人が80cmくらいのイトウを釣上げたので見せてもらいました。「うわ〜っ、大きい、カッコイイ。。。」まるまる太っていて顔が大きく上から見るとナマズみたいな太さです。
ロッドのセッティングを済ませ、ライトを付けながら釣り人がつけたけもの道のような道を歩いていきます。しばらく歩いていくとウェイディングしている人たちがいました。皆川さんがその人たちに声を掛けています。2週前の釣行の時に知り合った人たちのようです。
釣果を聞いてみると「ここ数日天候が悪く水温が下がってしまい、水も濁ってしまったので釣果はイマイチ。皆川さんが来るまでは吹雪いていたのに、来た途端晴れちゃって風も無くなっちゃった」とのことでした。確かに出かける前の天気予報はあまりいい情報はなく「寒い中の釣行」を覚悟してきたのに、多少雪はちらつくものの思った以上に暖かかったです。
完全防寒し皆川さんの後をついて水の中に入って行きます。水底には藻がいっぱいあるみたいで、藻に足が沈みなかなか抜けなくなることも・・・まるでモズクの上を歩いているような感じでした。水深がヒザ上くらいまでのところに立ちこみ、皆川さんからルアーを巻く速さやトゥイッチの入れ方などを教えてもらいます。そして釣り人同士がある程度の間隔をあけてから真っ暗な中、キャスティングを開始しました。
今回はスカジットの9フィートのロッドを使いました。こんな長いロッドは使ったことがなかったので、初めのうちは指に掛けたラインを放すタイミングが合わず、近くの水面にルアーをたたきつけることもしばしば・・・「場を荒らしてスミマセン・・・」と思いながらも懲りずにルアーを投げるのでした。ネオプレーンのグローブをしていたため投げにくかったようです。途中から人差し指の部分だけ指を出して投げてみたら調子よくなりました。次第にタイミングもつかめるようになりルアーを遠くに飛ばせるようになってきました。
いつの間にか雪もやんで星空が見えてきました。天の川も見え満天の星空です。風もなく釣りには持って来いの状態なんですが、そうは言っても初冬の北海道。完全防寒をしていても長い時間ウェイディングしていると寒くなってきました。足先や指先がジンジンしてきました。でも糸ふけしてしまったので岸に上がり直していると、足先や指先の感覚も戻ってきました。まっ、この程度の寒さだったということです。
水温は4℃、水は茶色く濁っていましたが、普段からこんなもんなのかな・・・と思いロッドを振っていました。結局この日はアタリがなく翌日の朝に備えて20時に納竿となりました。雰囲気だけは楽しめたかな。。。明日が楽しみ。 |
【データ】 |
ロッド |
スカジットデザインズ
SP−900HD |
リール |
DAIWA セルテート2500 |
ライン |
バリバス エクストラプロテクトVEP 12lb
バリバス ショックリーダー30lb |
ルアー |
マッチベイト
スライドベイト |
服装 |
発熱性下着
タートルネックの長袖
マイクロフリース
フリースの上着
レインウェア
靴下+厚手の靴下
タイツ
裏起毛のオーバーパンツ
(+ウェイダー)
ニット帽、マフラー
ネオプレーンの手袋 |
【ラインシステム】 |
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